「話す」ための準備

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「話す」ための準備

あなたは上手な話し方を身に着けるために、あなたはどんな事に気をつけていますか?

話し方のポイントを細かく挙げると、前の項目で 取り上げた滑舌や間の取り方、また抑揚など細かく考えていくとキリがありません。

しかし、具体的なテクニックよりも大切 なのは、日々の基本練習や準備運動など「話すための準備」を怠らない事。

プロのアナウンサーであっても、原稿を読む前 には必ず発声や滑舌のチェックを欠かしません。

また、スポーツ選手が試合や練習の前に入念な準備運動を行うのと同じように、アナウンサー にとっても準備運動は大切な要素です。

生放送などで準備に時間が取れない場合にも、持てる時間を使って原稿にチェックを入れ、また何度も 何度も目で読み、また声に出して間違いがないかを確認しています。

読む練習をする際には、しっかりと準備運動をしてから。またアナウンス セミナーなどでも、その日の講義を始める前には必ず基礎練習を行います。自分が苦手だなと思う発音やアクセントなども、練習する事で読めるようになってい きますよ。

「話す」ための準備 photo 1

「らしく」喋る事ではなく、「伝える」事が大切

アナウンスの基本は「物事を正確に分かり易く伝える」事です。

朗読やナレーションと違って、そこに読み手の感情や、「持ち味」を入 れる必要はありません。

伝えるべき文章の意味を正確に捉え、正しく読むという事が求められるので、基本的には誰が読んでも同じように伝わ らなくてはならないものです。

新聞記事の見出し部分だけでも良いので試し声を出して読んでみてください。

野球選手が素振 りの練習をするのと同じで、読み方は発音や発声の練習をする事によっておのずと身についていくものです。

ただし、アナウンサーを目指す! というような方以外は、特にアナウンサーの読み方を意識する必要はありません。

「アナウンサーのように」読む事よりも、言葉ひとつひとつ の意味や大事な部分はどこかを考えながら読むようにすれば、練習によって得るものは大きいと思います。

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ただし、新聞の記事にも様々な種類 があります。
政治・経済・芸能・スポーツなどなど…これらをすべて同じ調子で読むとどうなるでしょうか?

たしかに「読み手の感情を入れる必要はない」と言った通り、感情的に読む必要はありません。

しかし、例えば殺人事件であったり深刻な事件を取り扱う時と、大物芸能人カッ プルが結婚する時を比べてみましょう。

殺人事件を読むのと同じ調子でおめでたい話題を読んでも、とても暗く感じてしまいますよね。逆にお めでたい話題と同じ調子で殺人事件のニュースを読むと、ふざけているように聞こえてしまいます。

自分の感情よりも聞き手の気持ちに配慮して読む、アナウンサーはもちろんですが、それが相手に伝わる読み方の基本です。

余談ですが、ニュース番組では国民の関心が高い政治や経 済、また重大な事件から先に読み上げ、芸能やスポーツなど比較的明るい話題はその後に読まれます。

普段アナウンサーがどのように伝えているのか注意しながら見て、聞いてみてください。
中にはどのニュースもあまり変わらない調子で「アナウンサーらしく」読んでいる人も居ますが…あ なたの心に「伝わる」読み方を意識して視聴してみてはいかがでしょうか。

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